効率的なダイエット方法と楽なダイエットは違います
ダイエットはいつも食べていたものが普通に食べれなくなったり、カロリー制限や糖質制限など我慢しなければならないことがたくさん出てきてストレスがかなり溜まってきます。
最初の1週間は気合が入ってるので多少の無理でも我慢できますが、2週間目になると正直つらくなりダイエットをやめてしまうケースが結構あるのではないでしょうか。
私も実際そうでした。
食事制限をして多少体重が落ちてきたら油断して間食やドカ食いを繰り返しあっという間に100kg近くまで体重増加。
痩せたいけど我慢が継続できない時に、1日数分のスクワットで痩せれるという動画を観てこれならやれそうと思い普段の食生活を変えずにスクワット運動をやってみました。
よく聞くのが筋肉の70%は下半身についているのでスクワットで下半身を鍛えて筋肉量を増やすと基礎代謝があがり痩せやすい体質のなります!!
という話よく聞きますよね。
これに関しては否定はしませんがダイエットは毎日の食事管理が1番大事ということです。
筋肉量が上がれば基礎代謝量が劇的に上がるということではありません
注)実際は骨格筋というのが本当なのですがこのブログに関しては筋肉と表記することをご了承ください。
そもそも基礎代謝量とは
基礎代謝量とは、身体を活動させない状態で生命維持に必要最低限とされるエネルギー量の事を指します。
このことからも分かるように、基礎代謝の状態は身体を動かしていない時の状態
ということになります。
筋肉を使わない状態ではないのに、筋肉を増やすと基礎代謝量が増えるという表現はあまり適切ではありませんね。
基礎代謝量の内訳
基礎代謝のうち、筋肉(骨格筋)が占める割合は22%と言われています。
それでは筋肉によって使われるエネルギー量は具体的に何kcalになるのか?
一般的な女性の場合の計算で、基礎代謝量が1日1200kcalとされているので
1200kcalX22%=264kcalとなります。
体重が50kgだったとして女性の筋肉1kgの基礎代謝量は
264kcal÷50kg=5.8kcalとなります。
筋肉1kg増やすことができたとしても基礎代謝量は5.8kcalしか上がりません。
筋肉を1kg増やすということはかなり大変なことです。
定期的なトレーニングをしっかりと継続しなければ筋肉量を増やすことはできないと思います。
それを1日30秒や数分のトレーニングで筋肉が増えて基礎代謝量が増えて痩せる体質になるというのはなかなか難しいと思いませんか?
私は当時、何も勉強せず動画などを観て色々とやって効果が思ったほど出なかったという経験をお話しさせてもらいました。
運動は基礎代謝の増加にはなります
運動が基礎代謝量の増加に関係しないかということでは決してありません。
基礎代謝増加のポイントは、血流と体温です。
特に体温の維持にはかなりのエネルギー量が必要になります。
運動で普段使われていない筋肉を刺激すると血流と体温が上がり保持され、心肺機能の向上やホルモンの活性化など運動によってダイエット効果を上げることができるので運動は積極的に行いましょう!!。
なかなか運動は苦手というひとは姿勢を正しての散歩も十分効果がありますので取り入れてみてはどうでしょうか👍
最後に
毎日の少しずつでもスクワットやトレーニングをすると体温上昇などの効果によってダイエットにとてもプラスになることは間違いありません。
軽めの運動と食事管理を一緒に行わなければダイエットは成功しないと思います。
私のダイエットをしてきた経験上、楽をして筋肉がつき基礎代謝量が増えるということはほぼほぼないと思っています。
辛い思いをしなければダイエットは成功しないということではなく、しっかりとした知識を身に着け効率的なダイエットをしていくことがとても大事だと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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