ダイエットの成功はカロリー計算ではなくPFCバランス

ダイエットにはまず3大栄養素を知りましょう

カロリーを持つものは3つの栄養素だけです。

①糖質

②タンパク質

③脂質

この3つが3大栄養素と呼ばれています。

この3つ以外はカロリーが無いという事なので、ビタミン・ミネラル・食物繊維などからはカロリーを摂取しませんので、3大栄養素以外は体脂肪にはなりません。

この3大栄養素は、それぞれ消化・吸収・分解の過程も身体の中で代謝のしかた、どのように身体の中で使われるかも全く違います。

なので、同じカロリーでも3大栄養素のバランスで太る・太らないというのが変わっていくことになります。

糖質(Carbohydrate)

食事を摂った後、消化の段階でブドウ糖という形に分解され体内に吸収されます。

一部は体内の組織としての材料に使われますが、ほとんどが体内エネルギーの原料になります。

体脂肪合成ホルモンのインスリン作用により絞細胞内に取り込まれ中性脂肪に保管されていきます。

この過程が肥満の原因の大部分を占めている状況ですね。

タンパク質(Protein)

食事を摂った後、消化の段階でアミノ酸という形に分解・吸収されていきます。

水分を除く身体組織の約70%はタンパク質で構成されています。

酵素やホルモンの原料でとても重要な栄養素。

必須アミノ酸という体内では作れない栄養素があるので食事で摂取する必要があります。

脂質(Fat)

食事を摂った後、消化の段階で脂肪酸などの形で吸収されます。

筋肉や内臓などの身体のエネルギー源になり細胞の膜やステロイドホルモン、ビタミンDなどの原料になる栄養素。

消化・吸収が悪く、便として排出される割合が高いので食事で摂取した脂質が体脂肪の原料となる割合は意外と高くありません。

大事なのはカロリーではなく『PFCバランス』

P=タンパク質(Protein)

F=脂質(Fat)

C=炭水化物(Carbohydrate)

頭文字をとってPFCバランスと呼んでいます。

例えば糖質がほとんどのコーラ100kcalと鶏の胸肉100kcalは同じカロリーですが体脂肪になりやすいのはどちらでしょうか?

コーラですよね。

タンパク質もカロリーを持っているので過剰に摂取すると体脂肪増加の原因にはなりますが、消化・分解において体内吸収後の代謝においても糖質に比べ体脂肪として蓄積されるにはかなりの時間と吸収経路がかかわってきます。

厚生労働省が推奨しているPFCバランスは

P=15%

F=25%

C=60%

となっていますが個人的にはC(糖質)がちょっと高めのような気がします。

今現在の身体のコンディションにもよるとは思いますが私はC(糖質)55%、F(脂質)20%、P(タンパク質)35%にしています。

筋力トレーニングをしているのでタンパク質は多めに摂るようにしてますよ👍

最後に

私も最初はカロリーばかり気にして食事を摂っていました。

でもカロリー制限だと結局食事を摂らなくなってしまいがちになります。

食べ過ぎが体脂肪の原因なのは間違いないのですが同じカロリーでも3大栄養素によって特性が異なることを理解すると効率的で無理のないダイエットができます。

これから運動をする、ハードな仕事が迫っている、体力が少し落ち気味などの時は積極的に糖質を摂るのも大事、寝る前や休日の時は少し糖質を少なめにするなど食べるタイミングを考えて食事をすることが大事です。

私も3大栄養素を理解し、食べ方を考えてダイエットをしていくと体重のコントロールができる様になりました。

カロリー制限だけのダイエットではなくPFCバランスを考えたダイエットをしましょう!!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

コメント

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