今日は筋肉と基礎代謝の関係についてお話したいと思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
そもそも金に具が増えると基礎代謝が上がり、太りにくくなって痩せる体質になるって本当?
よくスポーツジムの広告などで筋トレして痩せよう!!とか
筋肉をつけると基礎代謝があがり痩せやすい身体になるのでトレーニングしましょうとか、
これって本当のところどうなのかって考えたことあるでしょうか?
本来は筋肉という言葉は正しくなく、骨格筋と言うのが本当なんですがここでは、わかりやすく筋肉という言葉で言わせていただきますね。
基礎代謝とは?
基礎代謝とは、身体を活動させない状態で生きていく状態の必要最低限とされるエネルギー量の事を指します。このことから分かるように、基礎代謝の状態は身体を動かさない状態ということです。
なので、筋肉を使わない状態なのに筋肉を増やすと基礎代謝量が増えるという表現はちょっとおかしい話になります。
基礎代謝の内訳
筋肉(骨格筋)22%
肝臓21%
脳20%
心臓9%
腎臓8%
脂肪組織4%
その他16% 出典 American Journal of physiology
筋肉の占める割合は約22%ということになります。
具体的にどのくらいのkcalになるのかというと、、、
単純計算ですが、女性の一般的な基礎代謝量が1日、1200kcalと言われているので
1200kcalX0.22=264kcal
体重が50kgだった場合は264kcal÷50kg=5.8kcal 1kgあたり5.8kcalになりますね。
ちまり筋肉を1kg増やしたとしても5.8kcalしか基礎代謝は増えないということになります。
筋肉を1kg増やすのって相当たいへんですよね、かなりの期間とトレーニングが必要になってきます。
それなら運動や筋トレって基礎代謝の増加にならないのか?
決してそうではありません。
基礎代謝増加のポイントは血流と体温。
特に体温の維持に相当のエネルギー量が必要になります。
トレーニングであまり使われていない筋肉を刺激することにより、血流と体温が上がり、高いレベルで保持されるようになります。
心肺機能やホルモンの活性化など、トレーニングによる、日に見えないプラスのダイエット効果が得られます!!
基礎代謝の消費量は50%~60%が内臓関係が占めています。
基礎代謝量を上げるポイントは
内臓が正常かつ活発に機能しているかということが重要だと思います。
筋トレや適度な運動で身体の血流量を高めて内臓運動を活発にしましょう!!
『筋トレをして筋肉を増やす』ことは、高頻度的に長期間、筋トレを続けなければ実現できません。
それよりも普段の身体活動で筋肉を刺激して血流アップ促す事がいいと思います。
私がダイエットの初期には食事管理のみに集中してトレーニングはしないほうがいいというのはこういう理由からでもあります。
今日は筋トレと基礎代謝についてお話ししました~
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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