ダイエットにはGI値を知ることが重要です!!

GI値ってなに?

カロリーや糖質、タンパク質、脂質などは商品の成分表示に書かれていますよね?

GI値って書いている商品はまず見たことないと思います。

GI値(Glycemic Index グリセミック指数)とは

食品を摂取したときの血糖値の上がり具合を指数で表したものがGI値で、この数値が高い食材ほどダイエットには不向きとなります。

ダイエットをしていると、最近はGI値という言葉をよく聞くようになってきたと思いますが日本ではあまり重視されていない感じがしますね。

日本はとにかくカロリー第一って考えたダイエットが主流になっているのが原因かもしれません。

欧米では日本とは違い重視されている値で、研究もかなり進んでいます。

低GI値食事でインシュリンの過剰分泌をおさえよう

低GI値の食材を多く摂るとインシュリンの過剰分泌が抑えられます。

脂肪細胞に脂肪が取り込まれて体脂肪となり、体重が増加してしまうのが身体の仕組みになっています。

その体脂肪をを生産、身体に蓄積命令をだす生理活性物質として唯一存在しているのが『インスリン』というホルモンです。

なので、このインスリンを過剰分泌させなければ必要以上の体脂肪として生産されることはなくなります。

インスリンの過剰分泌状態を作り出す栄養素は、タンパク質や脂質ではなく糖質のみなんです。

ということからインスリンの過剰分泌を抑えると体脂肪が増えにくくなるという事がいえます。

糖質は食べ方を変えるとインスリンの分泌量がかわります

同じ食べ物・同じカロリーにものでも食べ方でインスリンの分泌量が変わってきます。

例えば

白米(糖質)・主菜(タンパク質)・野菜(食物繊維)

というメニューがあるとします。

これを

①白米から食べて主菜、そして野菜と食べる

②野菜→主菜→白米と食べる

比べると②のほうがインスリンの分泌を促進しません。

食べ方ダイエットというやつですね~。

食材を低GI値のものに変更してみる

インスリンの分泌特性を理解した後は、もう一工夫するとさらにダイエットがうまく進みます。

食材を変更していくことをお勧めします。

多少手間や美味しさが劣る、面倒って最初は思うかもしれませんが無理なくダイエットを行っていくにはとても重要な事なので是非取り入れて欲しいです。

低GI値食材の積極的な取り入れ

低GIの商品一覧などネットでかなり詳しく出ていますが大まかな低GI値の商品の見分け方は色で私は判断する一つの項目にしています。

例えば、白米は白で玄米は茶色、うどんは白で蕎麦は茶色(ほんとは灰色かも)、食パンは白、ライ麦パンは茶色というように穀類は精製が多くされているほど白くなります。

なので食べやすく美味しくはなるのですがGI値は高くなり栄養も少なくなってしまいいます。

これを逆にして白米から玄米に、うどんが食べたくなったらお蕎麦に、パンを食べたくなったらライ麦パンにするという感じです。

調味料も一工夫

調味料にもいがいと糖質が入っています。

でも味付けには砂糖などの甘みが不可欠ですよね。

調味料は極力砂糖の使用を抑えて、みりんやメープルシロップやはちみつで代用してみましょう。

果物などの甘みも使うのもいいと思います。

GI値の参考として

白米84、玄米56

うどん80、そば59

上白糖109、はちみつ88、メープルシロップ73、リンゴ36

*ブドウ糖を基準食として100%にした場合の指数です。

最後に

ひとつ大事なのが低GI値の食事ばかりではいけないという事だけは話しておきます。

人間には身体を動かすエネルギーが必要です。

身体を動かすエネルギーの源は糖質(炭水化物)ですので、これからお仕事がハードになるときやスポーツを行う時などは吸収の早い高GI値の食事もとても大事になってきますので生活や時間に合わせた選択が重要です。

晩御飯であとはお風呂入って寝るだけという時は迷わず低GI値の食事がいいですね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

コメント

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